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池袋母子死亡事故の会見

ガードレール 桑野一哉

池袋母子死亡事故の会見

池袋でまたおきた、プリウス+高齢者の根拠のない自信による死亡事故。

逮捕されないのは・・・
「さん」づけなのは・・・
などと憶測を生むのも、それだけ理不尽な交通事故だということでしょう。 ※これら理由はちゃんと説明されているので探してみましょう。

 

原因はわかりませんが、不幸の要素を減らしていく工夫は必要でしょうね。 またはわりきって、利便性と引き替えに一定数の不幸は受け入れる。
だれがどう決めるのかも分かりませんが、また放置というのだけは避けたいところです。

 

ただこの会見した松永さんは「高齢者」とは言っていません。
前提となっているのか「不安がある方」に当然含まれるという意味なのか。

自分に置き換えれば、この状況で「高齢者を除く」という意識で言えるのか?などは個人に依るでしょうが、すごく大きな問題があります。

それは、「高齢者の多くは、運転に不安はない」のです。

 

 

高齢者の運転に不安はない

高齢になればなるほど「運転に自信がある」というアンケートがあります。

【80歳以上の高齢者ドライバー、「運転に自信ある」72%】
https://matome.response.jp/articles/818

この調査が怖いのは、60代では「自信がある」が40%程度。
なのに80代になると70%を超えるのことです。

 

単純に自分を客観的に判断する能力自体も、低下しているのでしょう。
つまり老化すればするほど「根拠のない自信」が生まれてきます。

ということは、本人に任せていては期待できません。
ダメというより、本人のためにもなんらかのルール作りが必要でしょうね。

道路交通法で定められている認知症テストなんて、まったく役に立ちません。 たとえば、数字がバラバラのアナログ時計。数字を並べて10:10分書いてください。

 

認知機能テスト

 

こんなんでOKなんですって。 興味があれば「高齢者認知テスト」なんかで検索できます。もうアルツハイマーが発症しているかどうかは診断できるでしょうが、運転能力とはほど遠い内容じゃないですか?

 

こんなのは今日明日で変わるわけありません。
まだまだしばらくは、同様の事故が起きます。

車がないと生活にならないよ。なんて聞きますが、なかったころはどうやって生きてたんだ?って話ですよね。たかが数十年のスパンでしかないのに。

 

そして皮肉なのが、免許の返納をする高齢者。
こういう人ほど自分を客観視できるので、根拠のない自信でムダな不幸のリスクを取らない。

生活が困りそうですが、助けをしてくれる人が周りにいるから困らない。
そして自己肯定ができているので、運転免許なんかに価値を置いていないからでしょう。

 

 

歩行者が身を守る方法

こうなると歩行者(自転車)は、自分で自分の身を守るしかありません。
犯人捜しや責任追及は時間もかかるし、会見した方の望むところではないでしょう。

でも突然暴走されたらどうしようもない。
たしかにそのとおり。

でも不幸の確率を下げることはできます。
たとえば交差点での立ち位置。

 

信号、交差点では必ず縁石(段差)とガードレールを探しましょう。

ガードレール

暴走しても低速であれば上れませんし、高速であってもガードレールの柱をかなりの速度でもブロックできます。

 

もちろん、車の進行方向を考えてくださいね。
さすがに暴走シーンは撮影できませんでしたが、車が突っ込んできても柱でブロックできる位置に立つのがおすすめです。

ガードレールで車をブロック

最近は歩きスマホもありますし電動自転車でも速度がでます。 マナー違反も許容しましょうというよりは、ちょっとしたことで防げる事故は避けてください。

進入角度を考えてパズルゲームのように考えましょう。
意外と税金がちゃんと使われてるじゃないか、なんて思ったり。

 

また、ほかの歩行者や自転車の流れも考えるようになると、ストレスも減ります。 ※パーソナルゾーンに進入されるとストレスになるので。

 

理不尽さから、怒りのもっていきどころにぶつけたいところです。
でもそれは、被害者の望むところではないでしょう。

事故後にSNSアカウント削除の電話をするような人もいる。
やっぱり自分の身を守る方が大切でしょうね。

 

 

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