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天気の子のプロット。結果を出すクリエイターの見えないデザイン

ビジネス

大ヒット【天気予報の君】プロット。
え?知らない? 「天気の子」ってタイトル変更になった作品です。
 
で、「君の名は」の新海誠監督なんだけど、すごいプロットを公開してくれました。
 


ネタバレかも・・・ なんてコメントされていますが、これは感動者です。作品としての感動ではなく、マーケティング的に感動ものです。
 
物語の内容が、ちゃんとクライマックスに至るまでの流れになっている。
これはハリウッドの「ヒーローズジャーニー」とか、書籍なら「神話の法則」なんてのを踏襲しているわけですね。


 
ちゃんとセオリー通りにつくってヒットさせる。
これ、LPの構成と同じなんですよね。
 
ただただ何かが起きているわけでなく、見た人の感情をコントロールするため、より感動的にクライマックスを迎えるために配置されているわけです。


 
水戸黄門で言えば、出オチのように印籠を出すことはないのと同じです。(適当)
 
セールスなんかでもそうですし、ナンパなんかでもそうです。
受け手が反応してしまう構成、コミュニケーションの順序ってガあるんですね。


 
良く言われますが、ヒット作品で監督が公開してくれるのは感動者です。
 
ネタバレにもならないですし、むしろ価値作りの奥深さを明らかにしてくれています。


 
さぁ、あなただったらお客さんに心を開いてもらうために、どんな挨拶をしますか?
 
ちゃんとゴールに繋がってる話をできますか?
そういうことも考えちゃいますよね。

 

ネタバレとかいてありますが、作り手が目に見えない価値を伝えてくれるのはとてもありがたいですね。

クリエイティブなものでも、結果を出す作り手は描くだけじゃないんだよ、とわかればクリエイターの価値も上がるでしょう。