砂漠で喉が渇いて死にそうな人なら、100円のミネラルウォーターでも100万円売れる!
なんていいますよね。
価値がうんちゃらとか、エラい人のセミナーなんかで聞いたこともあります。
確かに需要と供給を考えたら、より欲しい!という人なら、高くても売れます。
でもそれって本当に価値なんですかね?
いや、マネタイズ視点で考えた場合、それって利益の最大化になる?と疑問に思うのです。
100万円で売ったら損!
砂漠で喉が渇いて死にそうな人に、100円の水を100万円で売る。
リアルに想像したらどうでしょう?
その人たち現金で持ってる?
人によるだろうけど、ない人の方が多いでしょう。
カード決済とかできないし、仮想通貨にする?
となると、売買が成立しないこともありえます。
じゃぁ契約書でも書きましょうか。
そして本国に戻ったら・・・
モメると思うぞ?。
いやいや、
契約なんだから裁判で勝てるから従わせる。
理屈はわかるけど、モメると時間とお金かかるよ?。
でもたしかに書面に残ってれば勝てそう。
だけどさー、評判はがた落ちだよね。
人が死にそうなときに、ぼったくる商売人。
そんな評判がSNSで拡散しそうだ。
ワイドショーで取り上げられるぞ。
なのに10人に売っても、1000万円。
話題になれば、税金も逃れられまい。
てか相手が10人でこっちは1人?
そりゃボコられて終わりだろう。
けちょんけちょんでミンチにして、ラクダのエサだよ。
俺ならそうするもん。
いやいやそれでも支払いまでもが、全部スムースだったとする。
でもニュースとかになって税務署のチェックだ。
納税を考えたら手元に残るのは500万円。
信用と引き替えるには、安すぎやしませんか?
無料が1番儲かる!(はず)
じゃぁどうするか?
この条件ならば、無料配布だろう。
この状況でのお礼は、相当なもんだぞ。
本国に戻ってからのもてなしは、500万円どころじゃない。
しかも10人いても、ボコられる心配もない。
それでも1本100万円で売る?
どうぞどうぞ。
100万円で売る奴もいたのに・・・
この人は無料で助けてくれたんだ!
と、私の価値を上げてくれるわけだ。
まぁお食事会的なものには呼ばれるよね。
おっと、そこでも最大化しよう。
「この人が命の恩人です!」
なんて紹介されても、否定しろ。
むしろ、あんな過酷な状況だったのに「この人はあきらめず、耐えきったスゴイ人です!」とティーアップだ。
自分で言えば自慢になるから控えることを、第三者として熱く語れ。
共に持ち上げるMLM(ネズミ講)のスピーカー方式だ。
助かった人も自慢話ができるわけだから、当然お食事会は5回に増える。
そしてこういう話になる。
「ところで何の仕事をしてるんだい?」
さぁ、お楽しみはここからだ。
もう何屋とかどうでもいい。何でも売れるんだから。
だって命の恩人だぜ?
人としての信用度「MAX!」だ。
売る物なかったら、アフィリやれ。
公式サイト作って日記書いてアドセンスやれ。
動画つくって、ユーチューブにもアップしろ。
書籍も出して秋元康に曲も作ってもらえ。
小さくても権利収入になる仕事を積極的に!
ほら、ペットボトル10本で一生遊んでくらせるぞ?
そう考えたら、
1本100万円で売れる!
なんて、発想が小さくない?
ビルゲイツとか、ウォーレンバフェットとか。
砂漠で死にそうになってたらどうしよう?
きゃー♪
あり得るかも?(ねーよ)
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