連日、日大アメフトの悪質タックル問題がニュースになっています。
被害者の選手やその家族、当事者の学生や監督にコーチ。
これだけ役者が揃ったら、話題にならないわけがありません。
日大の作戦どおり
でもみんな気づいていないようだけど、日大の作戦どおり。
考えてみて欲しい。
結局は、悪質タックルを行った宮川泰介選手の社会的評価は上がりました。
たぶん被害者側もうまくまとまるでしょう。
宮川選手の将来にとってもプラスになり、アメフトをまたやりたい!といったらそれも可能でしょう。
記者会見も演出
これがもし、日大がさっさと誠実な記者会見でもやっていたら、状況は違ってしまいます。
宮川選手が続いて会見を行っても、コイツが犯人か!
と3割くらいは批判の対象になるおそれがあります。
しかし日大が誠実な対応をしないからこそ、宮川選手の誠実な謝罪会見がいっそう輝いていたわけですね。
つまり日大は宮川選手を守るために、あえてヒール役を引き受けているんですね。
在学中の学生のことはわかりませんが・・・
ぶちギレ司会者
23日の内田前監督と井上コーチ、そしてぶちギレ司会者の記者会見。
やらない方がよかったのではないか?
逆効果では?
なんて意見もありますが、あのパフォーマンスがあることによって、完全に正義と悪の対立を明確にすることができたわけですね。
でなければ、この状況であの対応はないですよね?
宮川選手のあの会見によって、社会的には好意的な反応。
それをみているのに、あえてぶちギレ司会者の会見です。
わざとヒールに徹していると考えるのが自然でしょう。
社会には悪が必要
ウルトラマンにバルタン星人をはじめとする怪獣が必要だったように。
仮面ライダーにショッカーや怪人が必要だったように。
正義にとって必要なモノは「悪」です。
日大はその役目を請け負うことによって、宮川選手を守ってるんですね。
もし、クラッシュギャルズの時代にダンプ松本、ブル中野がいなかったらどうでしょう?
アントニオ猪木には、ミスター若松とストロングマシーンでしょうか。
ヒールがいるからこそ、ベビーフェイスの立場が明確になるわけですね。
ちなみに次のプリキュアではブラック企業が相手らしいです。
そう考えると、日大は宮川選手のためにあえて悪役をかってでている。
また誰でも今回の件にツッコミで参加できるように、わかりやすく伝えてくれているんですね。
これで宮川選手の将来も大丈夫なわけです。
やるじゃないか、日大!
p.s.
タックルについてラグビー協会にクレームが殺到しているそうです。
ラグビーじゃなくて、アメリカンフットボールですのでお間違いなく。
p.s.
この件に関してのデーブスペクターさんのダジャレはこちらでした。
日大のことわざ→アメフット辞意固まる
? デーブ・スペクター (@dave_spector) 2018年5月24日
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