ITに助成金を出しても、さっぱり活用できない企業が多い理由。
それは、「やる気のない人にでも、お金だけを出しているから」です。
お金は大切なのですが、お金そのものが価値を生み出すことはありません。
植物で言えば、「栄養」であり「水」であり「太陽」にはなります。 でもそれだけじゃぁ、花は咲かんのですタイ。
「種」そのものが必要だからですね。
この場合の「種」は、「調べてみた」「やってみた」「やってる」などの行動です。
つまり助成金や補助金は、それらの行動を起こした企業のサポートのためにつかわないと。
「もらわないと損だから助成金をもらう」、「助成金の対象だからはじめる」じゃぁダメってことですね。
これは商売で言えば、「安いから買う」、「安くしないと売れない」と同じ発想です。
無料で釣った客、安いから買う客。
決して上客になることはありませんよね?
それよりも、やった人間にはサポートする。
ITの助成金は、そういう使い方にした方が良いと思う。