茨城県のご当地ヒーロー、イバライガー。 公式サイトを見ると、かなり本格的に活動しているんですね。
まぁ、興味ないですよね?
で、このイバライガーが、ヤフーニュースにも紹介さるほど人気みたいなんですね。 茨城をアピールされても、かっこよくても別に興味ないし・・・ と思っていたんですが、ニュースの内容で気が変わりました。
ゆるキャラコンテストで1位!とか、ピコ太郎みたいに世界の動画再生1位!とか、ギネスに認定!とかそんなすごい話じゃないんですが、ある意味それ以上にすごい話です。
ファンの通夜に参列
通夜?ってことは新だってこと? そうです。 ファンの方がなくなって、その方の通夜で焼香までしたそうなんですね。 それも、イバライガーブラックの姿のまま。
葬式に似つかわしくないファッションなのですが、なくなった81歳の女性の遺影は「ショーのときに撮影した写真」だったくらい晩年は楽しまれていたようです。
亡くなられた方は末期がんだったそう。 実はなくなる前々日にサプライズでお見舞いに行く予定だったそうで、【「せっかく企画していただいたのですが……」と話す家族】からの訃報を聞いてならばと、【運営団体の代表・卯都木睦さんは「通夜に参列させてください」】と願いでたそうなんですね。
イバライガーブラックはいつもの姿のまま参列したので、普通なら微妙な空気になりそうなところです。 でも、棺の中にも【サイン色紙やタオルなど自分のグッズや、一緒に撮った写真】などが入れられていたそうです。
「マジ泣いた!真のヒーロー」 イバライガーが81歳ファンの通夜に参列 サプライズ見舞い直前の死去受け
自分の価値を上げたのは、人のための行動
このいい話、とても興味深いですよね。
だって、最初にご当地ヒーロー「イバライガー」なんて聞いても、興味すらわきません。 でも今NO.1のご当地ヒーローは? と聞かれたら「イバライガー」と答えてしまうでしょう。
秀逸なキャッチコピーとか、何かのランキング1位とか、そういいうスペック情報もありません。 でもこの話を聞いたら、「ええ奴やん。」と思ってしまうでしょう。
権威や○○1位!などのスペックとは違う、より高度な情報を感性情報と言います。
イバライガーが一生懸命に自己開示をしてアピールするよりも、ファンに対して行った行動の方が、比べものにならないくらいに効果があったわけです。
必死に自己アピールでがんばる人たちはいっぱいいますが、人のために行動したヒーローには敵わない、ってことですね。 だって、アピールとか自己開示とかされても興味ないし。 人間関係の本質だからです。 ちゃんちゃん♪
コメント