お客様は神様です
客商売をやっている限り、お客様は神様なのは当たり前。
ちょっとクレーマーのニュースで、本当にお客様は神様なのか?的な記事があったんですね。 そりゃそうだろう。てか、この記者、言葉の意味は知らないんじゃ無いかと思った。
この「お客様は神様です」というフレーズは、もとは三波春夫さんの言葉ですよね。なので三波春夫さんの話を聞けば良いだけです。 公式サイトにのっています。
三波春夫公式サイト・「お客様は神様ですについて」
三波春夫にとっての「お客様」とは、聴衆・オーディエンスのことです。客席にいらっしゃるお客様とステージに立つ演者、という形の中から生まれたフレーズなのです。
三波が言う「お客様」は、商店や飲食店などのお客様のことではないのですし、また、営業先のクライアントのことでもありません。
このように、あくまでも服従する相手としてお客様が神様といっているのではなく、自分の気持ちとして語っているだけなんですね。
言葉だけだと意味が通じませんが、このページでは一般的な誤解も具体的に説明しています。
このフレーズが真意と離れて使われる時には、例えば買い物客が「お金を払う客なんだからもっと丁寧にしなさいよ。お客様は神様でしょ?」と、いう風になるようです。そして、店員さんは「お客様は神様です、って言うからって、お客は何をしたって良いっていうんですか?」という具合。俗に言う“クレーマー”には恰好の言いわけ、言い分になってしまっているようです。
このように、お客が神様のように偉いわけでも無く、クレーマーの言い訳になるようなことでもないのです。
ちなみにこのページ、2007年6月29日にWEB履歴が残っています。 http://web.archive.org/web/20070501000000*/http://www.minamiharuo.jp/profile/index2.html
つまりオリジナルなひとが情報発信をしているにも関わらず、言葉だけでわかったつもりになって、誤った「お客様は神様です」と言っていたりするんですね。
まちがいなく「お客様は神様です」 つまり、お客がエライなんてことはありません。 今も昔も、これからも。 やりたい人はやればいいと思うけどー。 きゃは♪
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