好きを仕事になんてのは、世の中をナメた発想です。
でも最近、そうとも言い切れない。
いやむしろ、好きじゃないと生き残れないんじゃない?
なんて思うことが多くなってきました。
あ、前提として社会インフラなど「好きでやってるわけじゃない」という仕事の方が大切です。
「好き」がビジネスになる時代
でも最近は「好き」という価値がビジネスに直結してきてるし、稼ぎやすいなぁと思うって話。
大きな理由は、たぶんネット。いまさらながらインターネットですよ。
たとえばパソコンなどだと、いわゆるマニアは昔からいました。
パソコンショップの店員より、はるかにくわしい素人ですね。
その人がブログなどネットで情報発信するようになると、検索する人も増えるのでかなり詳しい見込み客になるわけです。
それでも購入する場合は店舗に行く必要があったので、別に店員が知らなくても売れてたわけ。
でもネット通販が当たり前になると、高くて知らない店舗で買う理由ってなくなっちゃう。
逆に情報発信をしてたマニアは、コンテンツを持っているということ。
物をメルカリとかで売ってもいい。
私なんて、アイドルイベントの特典を売ってましたから。
そして好きな人がアフィリエイトでも始めたら、さらに稼げてしまう。※楽にウハウハだぜ!ではなくて、今までは無価値だったことが少しでも収入になる。
だってアフィリエイトなら、amazonや楽天の商品を紹介すれば報酬になりますからね。
自分の仕入れルートとか関係なく、本当によいモノをチョイスするだけ。
店舗いらずの小売店
商品を紹介して手数料を得る。
これって小売店とまったく同じです。
じゃぁ小売店の店員が、マニアより詳しくなれるか?
そりゃたぶんムリでしょう。
マニアは好きなんだな、そのテーマが。
生活のためにやってるわけじゃなくて、いわば人生を使ってるんだもの。
こういう好きな奴にはかなわない。
こういう人たちがブログやユーチューブで情報発信やコンテンツ作成をするようになり、売買はアマゾンや楽天でできちゃう。
とても便利だ・・・
普通の店舗が生き残るのは難しい
このようにネットによって「好き」ってのが経済活動に直結してしまったわけ。
「好きなこと」を仕事にするなんて社会をナメてんのか!
って時代から、
「お金のために」仕事をするほうがお客さんをナメテルよね。
念をおすけど、社会インフラのように「人の役に立つ」ってのは別枠ね。
そう考えると店舗が生き残るには、すっごいお店が魅力的だとか、店員さんがステキ!とかそういうのじゃないと選ばれる理由がなくなっちゃうんじゃない?
もっとも、そっちの方が難しい。
だから商店街などなくなってるわけですけどね。
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